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滋賀県で金買取店を開業したAさんの話 1話目(ホームページ集客のイロハ物語)

滋賀県で金買取店を開業したAさんの話 1話目(ホームページ集客のイロハ物語)


新しく金買取店舗を開業したAさんのお話

前職宝石屋のマネージャーをしていたAさん。資金が目標としていた金額まで溜まったことで、遂に自分だけの店舗を滋賀県の草津市にオープンすることを決めました。
オープンするお店は、前職の経験も活かせる金などの貴金属を中心とした買取ショップ。

買取後はインターネットのオークションや、前職でも取引相手であった貴金属の再利用を行う専門業者へと取引し差額で儲けることを計画しました。

待ちに待ったオープンまでに草津市と大津市全域にチラシをポスティング、また滋賀県の地元フリーペーパーにも広告を依頼し出稿しました。

その効果もあって、オープン後から貴金属に関する買取依頼もあり順調な足取り。

1ヶ月、2ヶ月と買取依頼のお客様が来られ、「これは2号店も年内にも…」という計画が見え始めてきます。

しかしその陰りが見えたのが3ヶ月目。
どうも毎日の買取依頼数が減少してきた様子。

周りに同業者の新店舗の噂もなく疑問に思ったAさん。

そんな時、以前から交流があった栗東市で貴金属の買取をしているBさんと食事をすることになりました。
Bさんの店舗は駅から多少離れており、立地的にはAさんよりも悪い場所にあります。

ただ話を聞いてみると、自分の店舗の1.5倍ほどの買取依頼数が獲得できているとのこと。
そして新規客の獲得にホームページを使っていることがわかりました。

実はAさん、前職の宝石屋ではホームページがなくそれでも新規客が来られていた為ホームページ自体は必要ないと思っていました。
ですが依頼数が減少する一方、Bさんの買取ショップは「栗東市 金買取」などで検索すると上位に表示されています。

そこでAさんは、新しくホームページを制作することを決意。
早速地元滋賀県のWEB制作会社に依頼したのですが、その時に「どんな目的でホームページを作りますか?」と問われます。

Aさんは迷わず「金買取り」で1位になって、次々と新規客が来るようなホームページにしたいことを告げます。


ホームページに訪れるユーザーへの認識をAさんが変えること

これはフィクションとなりますが、上記のような考えに至った人というのは、弊社に依頼される方の中でも結構いらっしゃいます。

確かにAさんの考えのように、キーワードで上位に表示されることは重要となってきます。

どれだけお金を掛けて、良いWEBデザインでホームページを作っても人に見てもらわなければ、そこから店舗への集客は行えません。


ただしこのAさんの考えにとって問題なのは「キーワードで上位にあれば、それだけで集客できるということ」です。


例えば、ホームページを制作・公開して草津市 金買取で上位に表示されたとしましょう。

そしてそのキーワードで月に何人の人がホームページに訪れてくれるでしょうか。

下記はGoogleが提供している月間の検索数を表示できるWebサービスですが、草津市 金買取では検索数が表示されません。
なぜ表示されないのかというと、検索数が測定できる数値に達成していない為です。

キャプチャ
Aさんがもし月に30件ほど買取依頼数をホームページで見込んだとしても「草津市 金買取」でそれ以下の検索数がないのでは目標を達成することは不可能です。

そして30人がホームページに訪れたとしても、その全員が店舗に集客できることも当然できません。

キーワードや、商材にもよりますが実際に集客できる割合は1%から5%とみるのが妥当です。
であれば、30件の新規依頼を獲得するのに最悪でも、3,000人の新規訪問が必要となってきます。

これはホームページから集客できないというわけではなく、しっかりとしたWEB集客による常識を踏まえて知らなければ、WEB制作会社へ伝える意図も間違えてしまう恐れがあるということです。


どういうユーザーが必要となるかを考える。

Aさんの場合、目指すべきは「草津市 金買取」で上位に表示させるホームページではありません。

先ほどの数字(3,000人の新規訪問)を考えた場合、草津市 金買取だけで上位に表示させるのではなく地域名(滋賀、大津、栗東)と業種に関するキーワード(金買取、貴金属買取、プラチナ買取)など組み合わせた各キーワードで上位に表示させる必要があります。

またキーワードによっては「買取しているお店を探す」ユーザーでも、比較しているユーザーなのか(高価買取)、出張できるお店を探しているユーザー(出張買取)なのかによって求められてるホームページのコンテンツは変わります。

Aさんの店舗にとって、店側もお客様側もWin-Winの立場になれるユーザーは誰なのかを考えることで、集客できて尚且つ来店率を上げるキーワードが浮かび上がってくるでしょう。

このように「ただホームページが検索順位で上にあげること」が目的となってくると、流行りの営業電話(ホームページを上位に挙げます。)などに引っ掛けられ、無駄な費用を払うことになります。

目的が何なのか、そしてその目的への道のりに対してどれだけの数が必要となるのかを、大枠でいいので考えましょう。

2話目はこちらから
滋賀県で金買取店を開業したAさんの話 2話目(ホームページ集客のイロハ物語)

滋賀県のホームページ制作会社「ジャパニーズ(株)」の代表。WEBを使って作ったり、試したりが大好きです。好きな依頼のタイプは「一緒に意見出しながらお互いを尊重できる人」、嫌いな人は「お金出すし、あとはやっといて。」という方。こんな書いたら依頼減りそうと戦々恐々しております。他にもコワーキングスペース運営したり、滋賀県の情報サイト作ったり色々しています。