自社の広報に対して行動できない長浜の税理士Fさんの話。 3話目(ホームページ集客のイロハ物語)
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自社の広報に対して行動できない長浜の税理士Fさんの話。 1話目(ホームページ集客のイロハ物語)
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自社の広報に対して行動できない長浜の税理士Fさんの話。 2話目(ホームページ集客のイロハ物語)
A社に依頼したFさんはどうなったのか
前回の話から半年後、Aさんの事務所はどうなったでしょうか。
ホームページの製作をA社に依頼した後、制作は進んでいき2ヶ月後に公開。
公開したホームページはFさんの税理士事務所のサービス提供の告知を主にしたもので、新規の顧客獲得のため開業セットとして開業のお手伝いとその後の経理をサポートした内容を作りました。
主なアクセスとしては滋賀県内ではほとんどなかった地元のリスティング広告出稿に頼り、1ヶ月で数件程度の問い合わせはいただけるようになったようです。
今後はこの問い合わせをいかに契約してもらえるかになりますが、今の悩みとしてリスティング広告による出稿費があるようです。
ただこの出稿がなくなれば、自然検索によるアクセスはまだ少ないためホームページの問い合わせも皆無となってしまいます。
そのバランスを考えながらも、Fさんは一先ず集客のキッカケが生まれたことにホッとしているようです。
B社に依頼したGさんの経過
Gさんは、前回の話から1年後に地元野洲市で税理士事務所を開くことになりました。
Gさんにとって、命題だった集客に関してはホームページの相談から半年後に、半年をかけてのホームページ制作をスタート。
あの相談からホームページで集客するには一定量のコンテンツと、ターゲットユーザーを絞り込む事が重要であることを知ったGさんは、ターゲットに、「経理を経営面からサポートしてもらいたい人を対象としました。
顧問料などは、滋賀県の中では安い方ではありませんが、その金額に見合った毎月のレポートやメール相談などの対応を武器に、ホームページでアピール。
またコンテンツとしても事務所のサービス紹介よりも「税理士がいることで、どうなるか」や「経理による重要さ」など知識面によるコンテンツも制作しています。
準備期間の内にホームページを公開していたため、自然検索で上位に表示させ開業前に問い合わせも頂くことができており、ターゲットも狙い通り。
最高のスタートダッシュが決められたようです。
どちらが正解だったかは、状況と目的で答えが分かれる
今回のFさんとGさんのホームページ制作会社の選び方であなたが良いなと思ったのはどちらだったでしょうか。
一般的には結果としてGさんのほうが良いと映ったのでは。
ただGさんはFさんに比べるとコンテンツを作っており、公開後の運営も精力的にしています。
Gさんは逆にその分をリスティング広告でお金として労力を買っているということでしょうか。
確かに費用をかけずに集客できるホームページを手に入れられれば、それは文句なしです。
ただしその分、労力を使う必要は出てきます。
あなたにとって、自社の広報へコンテンツ作りや運営を行って行きたいという場合はGさんの選択がベストとなります。
「自分ではできなさそう」という方は、労力をお金の部分で補う必要があります。
Fさんがb社のホームページ制作会社を選んで、同じ結果にはならなかったでしょう。
そういう意味で、ホームページ制作会社の選び方や方向性は、そのクライアントの状況や希望で変わっていきます。
自分の状況がどうかをはっきりさせること、制作会社を選ぶ時の判断基準となることを知っておきましょう。
それでは最終話でその後のFさんとGさんをみてみることにしましょう。
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自社の広報に対して行動できない長浜の税理士Fさんの話。 最終話(ホームページ集客のイロハ物語)