団体のホームページで「活動している」ことを告知出来ないのであれば逆効果でしかない。?
滋賀県にも、他府県と同様に若手の経営者が集まって作る団体、商工会議所・JCが発端となって出来る組織があります。
多くの場合20代から40代を中心となって出来る若手中心の組織な為、ネットによる広報の重要性も認知されています。
その為活動報告を主とした目的のホームページを運営していることが多いのですが、それらを見て回った時に「もったいないなー」と感じるポイントがあったのでまとめてみます。
そのホームページ誰が管理するの?
ホームページを制作する流れとしては組織結成のとき「告知するものが必要だよね」となり作るのが一般的。
ただ出来上がった組織にはお金もなく、出資する人も少ないため大体が組織内でパソコンが詳しい人が作ることになるでしょう。
最近ではwordpressのテンプレートを使えばデザインとして優れているものもできるため、少額のサーバー費用のみで作ることができます。
あとは中身を追加していけばいいのですが、どうしてもその中身が作り込まれていないことが多い。
会員情報も人によってばらばらで、かなり詳しいプロジェクト情報もあれば、名前だけしか存在しないもの。
活動報告も見出しのみで「どんな活動をしているかわからないもの」など。
作ったはいいけれど、更新を誰がするのか明確に決まっていないため放ったらかしになるケースもあるようです。
なぜ更新しなくなるのか。更新しなくなることの弊害
ホームページの担当者に誰かが任命されたとして、その人はホームページをどこまで更新していくでしょうか。
おそらくは最低限の更新のみとなります。
第一に商業のホームページとは違う為更新による効果がわかりにくく、自分の業務もあるのでそこまで時間をかけられないというのが実情でしょう。
更新しなくなると、組織に興味がある人がホームページを見ても「活動してないのかな?」と思われてしまい、何より「元気のない組織になってしまいます。
ホームページがあることはネット上で告知できるとともに、その組織のブランディングにも関わってきます。
これはホームページを持つなということではなく、持つなら組織として運営ができる形として作ることが必要です。
滋賀県内で更新がしっかりされているホームページ
これから新しくホームページを立ち上げられる方に、参考となる滋賀県内の社団法人・組織・団体のホームページを紹介しておきます。
一般社団法人 滋賀県建築士事務所協会

シンプルなデザインで各項目が見やすくしている滋賀県建築士事務所協会のホームページ。
年齢層が高い方の為に、文字サイズを変更できるナビゲーションや情報をカテゴリ分けしているところにも好感が持てます。
一般社団法人 滋賀県建築士事務所協会
公益財団法人 滋賀県国際協会

滋賀県に住む外国籍の人たちへ生活情報やお知らせを発信する滋賀県国際協会。
スペイン語、ポルトガル語、中国語などの言語に対してはお知らせなどを閲覧することが出来ます。
また協会としてどういう活動を行っているかを詳しく書かれており、「この人にインタビュー」や「子育て情報」なども掲載しています。
公益財団法人 滋賀県国際協会
一般社団法人 滋賀県鍼灸師会

会員向け、一般ユーザー向け、そして会員自らが発信できる情報をトップページに表示している滋賀県鍼灸師会。
トップページに訪れる方・経由される方が多いため、更新情報がひと目でわかるこのタイプは「組織がしっかり活動しているか」を知ってもらうことが出来ます。
一般社団法人 滋賀県鍼灸師会