滋賀県で金買取店を開業したAさんの話 2話目(ホームページ集客のイロハ物語)
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滋賀県で金買取店を開業したAさんの話 1話目(ホームページ集客のイロハ物語)
激戦地域の同業他社のホームページに集客の鍵あり
前回Aさんは単純に草津市 金買取だけでは目標とする集客数は訪れないことを知りました。
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滋賀県で金買取店を開業したAさんの話 1話目(ホームページ集客のイロハ物語)
そこで目標の集客数に達成させるためにも、まずは自店の特徴を分析することに。
しかしお店が開店して数ヶ月で他店と比較できるような特徴はなかなか思い浮かびません。
そこでWEB制作会社からの提案で、まず東京や大阪など人口が多く金買取でも激戦区となる地域のホームページを閲覧してみることにしました。
最初の内はホームページの数が多く、どれが良いホームページなのか見分けがつかなかったAさんでしたが、2,3日見続けていくと次第に利用者目線で見ることが出来るようになってきました。
利用者目線というのは、ホームページのトップデザインやナビゲーション、コンテンツから知りたい情報が探しやすかったり、初めて行く人でも安心できて利用できそうなコンテンツがあることによる良さの比較ができるようになったのです。
早速Aさんは、良い店と悪い店の特徴をリストアップし、その中で自店にも活かせそうなアイデアを描き上げることにしました。
ホームページを作る=立派なデザインを作るだけではないということ。
ホームページで集客する為に、必要なアクセス数を知ったとしましょう。
そしてそのアクセスを得るために、キーワードを選んだりしていきます。
無事そのアクセスを稼いだとして、実際に数字通りの集客ができるようになるでしょうか。
もし期待通りの反映が得られない場合、それはホームページの構成に問題があるかもしれません。
Aさんに限らずホームページ制作会社に依頼すれば、プロのデザインでホームページが出来、それだけで目的の集客が出来ると思いがちです。
確かにデザインは重要ですが、それと同じくらいにホームページの構成も重要となります。
外見だけが素晴らしくても内面が悪いと、閲覧する人はその店舗を利用しようと思いません。
なぜなら
知りたい情報がなければ、判断のしようがないからです。
ターゲットに合わせたコンテンツを考えること
Aさんのように、同業他社のホームページを見ていくと次第に利用したくなる店舗と、利用したくない店舗が分けられるようになります。
この判断基準としてあるのは、自分が知りたい情報をしっかりと明確にあり、その情報が自分の希望条件にマッチしているかどうかということです。
例えば金買取の新規客が欲しい場合、ターゲットは「金の買取を検討している人」となります。
ただ1つの家庭にそこまで貴金属があることはありません。
すると買取を検討している人であっても、「これまで何度も買取を利用している人」よりも「初めて買取をお願いする人」の割合の方が大きくなります。
であれば、知りたい情報は「信頼がおける店舗」であること。
金買取の場合、イメージ的に相場よりも低く買い取られるではないかという不信感というものがつきまとってしまいます。
そこでどういうコンテンツがそのユーザーにとって必要になってくるかというのが考えられます。
弊社がAさんのホームページを制作する場合、提案するとすれば
・前職の宝石屋の経験を踏まえた鑑定力
・金の買取によるカラクリ(なぜ金を高額で買い取るのか、買取後の専門業者の選定によるもの)
・初めての方が安心して利用してもらえる為のお客様の声の充実
になります。
これがお店のカラーとして比較されても、絶対的に高価買取できるという店舗であればターゲットが変わるためコンテンツも変わってくるでしょう。
このように単純にホームページで流入する数を増やすだけでなく、流入後の利用率を上げるためにもターゲットの選定と必要なコンテンツを作ることが重要となります。
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滋賀県で金買取店を開業したAさんの話 3話目(ホームページ集客のイロハ物語)