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中小企業がSNSを始める時に甘く見過ぎな「コンセプト設計」【滋賀で使える広報術】

2023年9月10日 カテゴリー:中小企業広報術

以前の記事でも書いた、中小企業がSNSを活用する時に失敗する可能性があるネタの1つ。

それがなんとなくでとりあえず初めてしまうことです。

ではとりあえず始めない場合、どこから始めたらいいのか?についてです。

始め方は1つ。ゴールからの逆算によるコンセプト設計となります。今回は中小企業がSNSを始める際のコンセプト設計に関して、解説していきます。

ゴール設定をどれだけ明確に作れているかが重要です。

広報をする場合に、単純に会社を広くPRしたいとなっても誰に対してどんな内容を、そしてどんな風に伝えて会社へのファンを増やすかを考えなければいけません。

そうなった時に考え方としては、今現在の立ち位置から考えるのではなく、ゴールからの逆算での考え方をしていくのが1つの方法となります。

建築会社であれば、ゴール設計として「自社が推している木にこだわった建築を広報を通して年間で10棟新規で依頼が欲しい」となった場合。

単純に、仕事が欲しいの時には見えてこなかった「誰に対して届ける必要があるのか」が明確になっていきます。

コンセプト設計とはゴールに対して、現在位置から一番確実に歩みを経て、そこへと結びつくための道順を作るものとなります。

いわば、ゴールまでのマップ。このマップがあるからこそ、発信内容もSNSの活用方法もぶれずに進めることができます。

中小企業がSNSを始める際にコンセプト設計で決めておくものとは?

ここでSNSを始める際にコンセプトとして決めておくものとしては下記があります。
・広報を通して得たいゴール目標値
・目標値のストレッチゴール
・そこに対して適切なターゲット像
・どんなテーマで伝えるか
・競合他社ではどんな内容を広報としているか
・逆に失敗する可能性が高いもの
・他社との強み、弱み

これらを決めておくことで、投稿する内容がそのターゲットに刺さるものになっているかの仮説を通して進めることができます。

逆にこれらが決まっていないままで進めるとどうなるか?

数値目標としてのフォロワー数や再生回数を単純な数字として考えてしまい、世の中のトレンドになっているものをひたすらやってみようというアカウントの方向性も間違ったところへと進んでしまいます。

コンセプト設計は、SNS運用実績がある人と必ずやるべし。

このコンセプト設計。作る時におすすめなのは外部の人でなおかつ経験のある人と一緒にやることです。

なぜなら自社の中でやってしまうと、どうしても自社目線でのフィルターが入ってしまい強みや弱み、競合他社と比べた時に主観的な内容で正確なものをつくるときにうまく捉えることができないためです。

そしてもう1つは正しく作れて、SNS運用歴がある人とやる必要があります。

というのはこのコンセプト設計をもとに、投稿をしていくときにその投稿がどれだけの反響を得られるものになるのかがわかっていないと逆算で考えても良いコンセプトシートにならなくなります。

この辺りを踏まえてコンセプト設計は外部の人材かつSNS運用実績がある人とやっていき、その上でぶれずに残したい結果に向けて動けるものを作っていきましょう。

滋賀県で中小企業専門の広報支援を行なっている会社「しがとせかい」。

今回は中小企業がSNSを始める時に、コンセプト設計をしていないからこそ失敗する可能性が高くなることを解説していきました。

中小企業でSNSをはじめたいと思っても、この辺りを考えながら行うには社内人材もいないし社長一人だけでは考えていけないということも多くあると思います。

当社では、中小企業専門で滋賀県に特化してSNS運用支援を行なっている会社となります。

業種もさまざまなものを対応しており、動画、SNS、Web、紙、イベントを通した広報を日々実践しております。

何か聞いてみたい!広報を強化してみたい!という方は、ぜひご相談ください。