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オフィスにて中学2年生に向けて「独立した生き方」授業してみました。そして地方のWEB制作業の未来を考えてみた。

2018年6月8日 カテゴリー:実店舗経験

ホームページ制作会社のオフィスをコワーキングスペース「今プラス」としても運営している当社。

場所が滋賀県は湖南市、JR甲西駅から徒歩30秒でお隣に甲西中学校という地元の中学校もあることなどから先日その中学2年生に向けてある授業をしてみました。

それが「独立した生き方」という授業。こういった誰かの前で話す機会がある度に、資料を作ったり練習したりで自分を振り返る機会にもなるのですが、今回はその振り返りとして「地方のWEB制作業の未来」も一緒に考えてみました。
どちらかというと同業者の方向けに書いてある記事かも。

中学2年生に「独立した生き方?」とか「WEBで食べていっています!」といっても通じるの?

この授業、来る6月末の職業体験の前にこれから大人になっていく中で「雇用される生き方」も知りつついろいろな選択肢があることを知って欲しい!ということで学校の先生からオファー頂き実現しました。(ありがとうございます!)

こちらは、授業が正式決定して子どもたちに配られたチラシ。視覚的にわかりやすい方が当日ポカーンとなる率が低くてよろしいかと作ってみました。

このオファー自体は、元々は甲西中で僕のみが2時間ほどかけて授業をする予定だったのですが、「それよりもこうした方が子どもたちにとって刺激になりそうで良さそう!」という提案を先生方が受けて頂いて実現しました。

・場所は甲西中よりも今プラスで、実際に雇用されない生き方をしている人を見ながら授業を受けてみる
・僕だけではなく色々なフリーランスの人にも話してもらう。
・しかも各クラスで話す人が違っていて、子供たちの会話のネタにしてもらう。

そして当日の先生はこんな感じ!

2年2組 湖南市のアッパーシークレットのオーナーである滝下茜さん。
2年3組 守山市で農業とコワーキングで起業している株式会社いとの山崎いずみさん
2年4組 甲賀市のライター 松岡人代さん。
2年1組 甲賀市のWEBデザイナー 宮クリエイションの藤田篤さん。

参考リンク:
アッパーシークレット
コワーキングスペース ROOT
hitoyo
宮クリエイション

それぞれの方に各クラスのおおよそ30人と先生方にお話してもらいました。

こんな形で色々な立場で独立した人たちから話した今回の授業。

独立そのものより、働くということがイメージがどうしてもまだ出来ない年齢なので、どこまで伝わるか心配だった部分ではありますが、僕自身が学生時代頭が非常に悪く(中学生で全教科併せて80点以下や高校時代ずっと最下位)、そういう人でもこういった働き方ができるんだというのは勇気を頂けたそうです。
(後日、先生から頂いた感想文には半分ぐらい「頭が悪くても社長になれるんだ!」という感想を頂きました。)

これからの地方のWEB制作会社はどうなるの?

今回実際に資料で僕が使ったあるものがあります。

それが僕自身の職業を表す時に使用したもの。もちろんホームページ制作会社の社長という肩書はあるものの、製作するだけではなく色々な仕事が絡み合って今になっているんだなと振り返りをすることができました。

ありがたいことにオフィスが移転してコワーキングスペースをより大きくしてからはそれが一つの信頼となったり「あのホームページ制作会社は面白い!」ということで色々と依頼をいただくことができるようになりました。

売上的な話でいくとWEBサイト制作単独だけでも昨年の2倍ぐらいになる勢い。

その中で、単純に売上だけを求めていってもそこには正直未来はそんなにないのではと感じています。(スマホ化が今後進むことでPCサイトの需要がなくなる未来もそう遠くないでしょう。)

作って納品という形だけではなく、これからの地方のWEB制作業は、ある意味「その会社のWEB担当課」になることが必要になってきたなと。

そして地元でもWEBをうまく使っている会社さんは増えてきて、そこと長い付き合いをしてきつつ売上や効果的なものを作っていくお手伝いをすることがこれまでのホームページ制作会社という存在から更にステップアップする一歩だと考えています。

もちろん制作会社によって取るスタイルは違うので一概に〇〇が正解!などではないのですが、僕自身がこれまで10年ぐらいしてきて、次の3年を見据えていった時にこの付き合い続けられるスタンスを一つの武器としてやっていきたいと思います。

そうなった時にコンテンツを作れる能力や、拡散できる能力、アナログと組み合わせる能力があることも武器になるかなと。

3年後、5年後がどのようにWEB業界や広告業界含めて変わっていくか。しっかり対応しつつこれからの新しい制作スタイルややりたいことも実現していきたいと思います。

ではでは。