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本気で集客ブログ

(まずは小さな一歩から。)滋賀県専門のインバウンド事業をはじめました。

2018年7月17日 カテゴリー:滋賀県のインバウンド事業

年々増え続けている訪日外国人観光客数。

京都駅で降りると、「あれここ日本?」と思うぐらい外国人の方々がいるのですが、実は滋賀県もその数しっかり伸びております。(当社がある湖南市ではまったくといっていいほど伸びている感じがないですが。)

訪日数を当社の新しい事業として組み込み、既存事業からも派生させて面白い事ができないのか。その辺りから始まった滋賀県専門のインバウンド事業。今月まずは第一弾となるWEBサイトが公開されましたので、ここで改めて告知させていただきます。

現状の滋賀県の訪日観光客数は?インバウンド対策は?

まずはへ滋賀県の訪日観光客数に関しては、県の報道資料に関して平成28年度の内容がまとまっておりました。

延観光入込客数 : 50,767,300人で、前年比 2,826,100人 (5.9%)増加
宿泊客数 : 3,777,300人で、前年比 51,500人 (▲1.3%)減少
外国人延観光入込客数 : 549,809人で、前年比 74,031人(15.6%)増加
外国人宿泊客数 : 398,086人で、前年比36,434人(10.1%)増加

50万人超の観光客が訪れているということで、前年日と比べてもしっかり伸びています。

ただこの数字だけを見てもあんまりピンとこないと思うので、同年の関西の訪日客数を調べてみますと。

大阪府→9,399,523人
京都府→3,184,801人(宿泊客数)
奈良県→1,576,000人
兵庫県→1,080,000人(宿泊客数)
和歌山県→500,191人(宿泊客数)

参考リンク:
数字で見る大阪府の国際化
平成28年 京都観光総合調査について
平成28年 奈良市観光入込客数について
ひょうごツーリズム戦略
和歌山県の観光客動態

とこんな感じで、実は関西圏内だけで見ても滋賀県の外国人宿泊客数は伸びているとはいえ、低い位置にあることがわかります。
しかし低いということはこれから伸びる可能性ももちろんあるということで、そこに既存の事業であるホームページ制作、さらには県内のコンテンツ配信という事業を組み合わせて一つの形として作り始めたのが今回の滋賀県内専門のインバウンド事業となります。

当社が始めた滋賀県専門のインバウンド事業について

まず当社が始めたインバウンド事業では、滋賀県の情報サイトである日刊滋賀県の観光をメインとした記事の翻訳での配信となります。

中国語簡体字:滋贺粉 滋贺旅游的网页!
中国語繁体字:滋賀粉 滋贺旅游的网页!

記事の元になっている当社の情報サイト:日刊!滋賀県

当社には社内に中国人の方のスタッフがおり、その方に既存の記事を中国語の簡体字と繁体字に翻訳してもらっています。
幸い翻訳元となるサイトには1000本以上の記事があがっており、これらの中から観光だけに絞っても100本以上の滋賀県専門の多言語化した記事となります。

また最初の動き出しとしては、既存サイトの翻訳となりますが、そこから先に展開する動きとして単純な観光配信ではなく、体験型コンテンツの翻訳、そして滞在・観光でのハウツー情報と考えています。

僕自身、年に三回ほど一人で各現地の人と1週間話していく旅を行なっていくのですが、その際に頼りになるのがその国に移住していたりする方のブログです。

・ネット環境はどうか?
・治安や日本人にとっての清潔感はどうか?
・滞在する際に知っておきたい情報やアプリは?

などなど。これらの情報がハウツー系として、しかも滋賀県は色々と観光して回る時にある程度情報源として知っておくことで不自由なくできるメディアを作っておく。そうすることで、日本に一人旅しようとしている方や、東京・大阪・京都以外の地方で回る方が情報として知っていて、安心して選べる日本の地方というところへ持っていきたいと考えています。

また当社ではコワーキングスペースを運営しており、2018年内には国際交流をコンテンツとしたシェアハウスの開店も予定しております。

滞在型となった時に、当社の方向性としてデジタルな部分だけでなく、リアルな場を作りそこを展開できるためにもインバウンド事業を行ってまいります。

なぜホームページ制作会社が滋賀県のインバウンド事業をはじめたのか?

これは前述の通り、既存の技術・コンテンツを利用して一つの事業としてリスクが限りなく小さく始めることができること。

さらには今後の訪日される方の傾向としても日本の地方が増えていくであろう点で滋賀県に絞った時にさまざまな業種と協力関係を結べるであろうことが始める要因となりました。

また現在は中国語のみですが、このインバウンド事業が利益を確立することができていけば社内に英語圏やハングル、フランス語など訪日される・滞在している傾向の多い国の人たちを雇用し、さらなるインバウンド事業の展開を狙っております。

時代の流れでホームページ制作会社も、いつまでもホームページを作るだけではなく自社事業を作りこれからの時代に合わせて、なおかつ僕やスタッフの方々もモチベーション高くできる事業を作り出すのは会社が存続し成長していくためにも重要だと考えています。
何より情報源となる元を自社保有しておくことは、ビジネスの基本である周知するという意味でも大きな武器となります。

滋賀県のインバウンド事業で3年以内に目指すべき目標地点。

正式に皆さんにお披露目できる環境として作られた中国語版の滋賀県の観光情報サイト。2018年7月をスタートして、3カ年計画で考えている状況は下記となります。

【1年目】2018年7月から2019年7月

・中国語の観光情報サイトに滋賀県の観光で80本、県内滞在ハウツーで20本の記事を掲載。
・台湾の方にはFacebookを使用していいね数10000のページを保有
・baidu.comのSEOを学び、滋賀県関連のキーワードで軒並みトップを獲得
・月間でWEBサイトからの30万円の売上を作成

【2年目】2019年7月から2020年7月

・英語圏のスタッフと、ハングル語のスタッフを雇用。中国語以外のサイト展開を行っていく。
・対応言語の各国で利用頻度が高いSNSの運用と、ファン数でそれぞれ5000を獲得
・県内の観光事業としてインバウンド対応事業を展開
・月間でインバウンド事業として毎月100万円の売上を作成。

【3年目】2020年7月から2021年7月

・フランス語、スペイン、ポルトガル語のスタッフを雇用。
・基本は2年目のノウハウを生かして各言語で利益を作れるメディア展開を行っていく。
・またそれと同時にリアルな場を設立、さらにコミュニティ、閲覧ユーザーを資源とした事業を行う。(その辺りウェブでのセレクトショップ、マッチング、語学関係、各地方展開が鍵かなと考えています。)

これらがしっかり形としてなるためにも、まずは中国語の二つのサイトが鍵となってくるためそれぞれSNSおよびbaiduなどのSEOが行えるよう日々精進していきます。
ぜひ滋賀県内でインバウンド事業をしていきたい、やっている方など協力できる部分がありましたら是非ともご連絡ください。

ではでは。