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本気で集客ブログ
フリーランスとして開業、4年目から法人成り7期目。
メインに据えていた事業がホームページ制作会社なのですが、ここ1、2年で副業ブームからかホームページ制作に興味がある人がすごい多いなーと感じています。
ホームページ制作を事業としてやってみたいけれど、壁になるのが「案件」の取り方。
今回は滋賀県の地方のホームページ制作会社として、東京や大阪の案件ではなく、地方の案件を取り続けた方法をご紹介します。
これからホームページ制作会社を立ち上げる、地方でホームページ制作をやってみたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
僕たちの場合、ホームページ制作の依頼の7割はWebサイトを見て依頼してもらっています。
Webサイトが「24時間働く営業マン」とは確かにそのとおりだと思っていまして、でもホームページ制作会社のホームページを立ち上げただけでは依頼は来ませんよね。(おそらくこのあたり、うんうんと頷いている方すごい多いと思います。)
どうやって依頼を取ったかというと、滋賀県における「ホームページ制作の需要」となるキーワードをガサッとすべてSEOで取ったからです。
東京や大阪の場合、例えば「東京 ホームページ制作会社」や「大阪 ホームページ制作会社」でもある程度のボリュームがあり、そこを取るだけでも依頼が取れるかもしれません。
しかし地方や滋賀県の場合は、単一キーワードで一位になったからといって集客できません。
検索ボリュームが圧倒的に少ないからです。
ではどうするかというと、これらのキーワードの掛け合わせ全てで1位を目指します。
・県名
・市区町村名
・ホームページ制作の類義語
・金額などのサブワード
これらのキーワードすべてで1位を取ることで一つひとつのキーワードの検索ボリュームが少なくても積もり積もって大きな数になっていき、さらに需要を絞り込んでいるので問い合わせ=成約という率がすごく高い状態となりました。
どうやって1位になったか、それはそれぞれのワードで役に立つコンテンツをひたすら作りまくりました。1ページ、1キーワードという形でコピーコンテンツにならないよう役に立つコンテンツを作って上位に表示させていった形になります。
2割が紹介でのホームページ制作なのですが、この時も紹介者の人が「滋賀県のホームページ制作会社」だから依頼するのではなく「定額で、月額費用がいらない」という説明しやすく差別化要因となるポイントでブランディングをとりました。
その結果、紹介される人も当社の特長が一発でわかり、紹介する方も相談を受けた時に「このケースならジャパニーズさんだな」となっていきます。
地方でこれからホームページ制作を始める方に特におすすめしたいのはこの部分で、自社がどんな会社なのかをしっかりと定義してサービスを提供していきましょう。
地方だからといって「ホームページ制作会社」だから依頼が来ることはもうこれからほぼありません。(その内容も今後動画にします。)
・ファミリー向けのローカルメディアを運営しているから、ファミリーの集客ができる会社
・楽天の運用で成果が出せる会社
・美容室に特化した集客ができる会社
など自分たちの強みを活かして、紹介者が紹介しやすいキャッチコピーとなる会社を目指していくのがオススメです。
・定額制であること
・月額費用が必要ないこと
これはコロナ前では通用した差別化ですが、これからここはもう差別化要因にはなりません。
なぜなら売上がどんどん低下し、集客に困っている事業者がコロナで増えてきた今では「金額」より大切なのは「集客」であることにニーズが変わったからです。
そのため、僕たちは2021年から地方で集客するために「YouTubeマーケティング」が特に必要だと感じ、そこに力をいれています。(ありがたいことに、2022年は滋賀県だけで10件のYouTube運用案件を受けています。)
差別化となることが数年前は活きていたのに、それが時代の流れで変わることは必ずあります。
だからこそホームページ制作を新しく始めたい!でも実績もないし、今からはじめても依頼がくることなんてないかなと思う必要はありません。
強みと時代にあったニーズをかけ合わせ、そうすることですぐにオンリーワンになれる地方だからこそ良いホームページ制作会社を作り、地域の事業者の方々の助けになってもらえたら嬉しいです。
ではでは。