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【採用難】地方の中小企業がYouTubeを本気ではじめないといけなくなった。

2023年3月16日 カテゴリー:WEBマーケティング,YouTube動画

毎日いろいろな中小企業の社長や役員の方とお話していると、共通して言われるのが「人がいない」「採用できない」ということです。

仕事はあるけれども採用ができない。
面接にきても、なかなか目当ての人が来ない。
という現状。

その一方で、数万円の広報で10人以上の応募があって年齢層も若く、何より「ここで働きたい!」といってもらえる会社もあります。

ここの違いは何なのか。
今回は地方の中小企業で「採用がまるで出来ていない。」という会社に向けて、お伝えしていきます。

働く人は減っていて、働きたい会社を探している。

まず大前提としてどの地方も、人口減少時代になり人はどんどん減っていっています。

比較的に全国的にも減少率が低い滋賀県でも、おおよそ毎月1,000人ほどの減少しています。

つまり一年間で12000人、一つの町の人口が毎年いなくなっているという状態にあります。

その中で、どの中小企業の社長も欲しいのは「20から30代の若くて、やる気があって、真面目で素直な人」なのですが、そんな人は当然なかなか来ません。

まず年齢層から厳しく、その中でもやる気があり、真面目でとなると「どれだけその会社で働きたいか。」が問われていきます。

そんな中で、働く人は減っている一方で、みんな「働きたい会社」は探しているんですよね。

やりがいがあって、自分のスキルにもなって社会にも役立つ。そんな仕事をしたい!と思う人は増えている。でもそんな会社が地方だと見当たらない、見つからないというのが状態です。

ですが、社長達と話ししていると「この会社結構良いのに、なんで採用来ないんだろう」となったときに、絶対的に「知りたい」側と「伝えたい」側のミスマッチングが起きています。

働きたい人→やりがいがあって、自分のスキルにもなって社会にも役立つ。そんな仕事をしたい!そんな会社を探している
会社側→若くて、やる気があって、真面目で素直な人が欲しい。そんな人が活躍できる場所を作っている。

この2つの点が交わっていないのが大きな問題となり、結果的にその溝が全く埋まっていません。特に地方では。

地方の中小企業がYouTubeを本気ではじめないといけなくなった。

ここで話が一気に変わります。

それが地方の中小企業がYouTubeを本気ではじめないといけなくなったということです。

ちなみに、中小企業で「ウチはYouTubeやってるよ」という会社も多いかもしれませんが、だいたいが下記のケースです。

・一本目が会社PV
・動画の保管庫になっている
・登録者が100人いない
・最終投稿日が3年前
などなど。

これ、ちなみにYouTubeをやっているとは言いません。正しくはYouTubeチャンネルを持っているです。

YouTubeをやっているは下記をしていてはじめてやっているとなります。

・コンセプトが決まっている
・毎週1回投稿されている
・内容やサムネイルが統一されている。
・登録者が前月より50人以上増えている。

もし2つの製造業の会社があって、やっていることも同じ。給与形態も同じであれば、下記の会社に就活側の人は行きたいと思うでしょうか。
A.ウェブサイトだけある。
B.YouTubeも週1更新されていて、仕事内容が具体的にわかり、どんな人が働いているかもわかる。

明らかに後者の方が行きたいとなります。

なぜなら、その会社は他の会社に比べても「新しいことに取り組んでいる」「情報発信ができる会社」であることが伝わるからです。

そして地方の中小企業でYouTubeをやっている会社が圧倒的に少ない中で、そういうすごい稀な会社は就活側からしたら「この会社、興味ある!!」という率がぐぐっと高くなります。

実例:ある地方の建築会社に10人以上の応募があったケース

こちらは滋賀県にある建築会社「いずみ建築設計」なのですが、正社員採用で募集をかけたところ、10名以上の応募が2022年にありました。

新卒や中途はもちろんのこと、どちらもあったのですがその方々の多くがいずみ建築設計のYouTubeを見て「この会社がやっている建築内容で働いてみたい!」という応募でした。

登録者数も全然少ないのに、なぜこの会社で働いてみたい!となったのか。

それはいずみ建築設計が行っている家造りの思い、さらにコンセプトとして据えている「空気の良い家造りをする」というのを伝えているためとなります。

さらに定期的に投稿することで、ホームページでよくある「放置されているチャンネル」にもなりません。

こういうYouTube戦略を今後、しないといけない。しないと就活側からしたら「ホームページがないのは会社が存在しないのと同じ」ぐらいになっていきます。

今始めることは、地方の中小企業にとって「採用したい!」時に採用できる方法になります。

逆にすぐに始めても効果はでないため、半年・1年と時間をかけなければいけません。

地方の中小企業で「人が来ない。」となっている会社はまずYouTubeを始めること。

そして本気でやっていくことを行い続けましょう。

当社では滋賀県を中心に地方のYouTube戦略に特化した会社となるため、どうやってYouTubeを始めたらいいかわからないという方は、まずはご相談ください。