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AISASで考える中小企業がSNSを活用する理由【滋賀で使える広報術】

2023年9月4日 カテゴリー:中小企業広報術

顧客が商品を購入する。

その行動に結びつくまでの過程をわかりやすく説明できるモデルがあります。

それがAISAS(Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有))の頭文字を取った購買行動までを表すプロセスとなります。

SNSを中小企業が行う理由、活用することでAISASの行動にどうやって則っていくのか、今回はその観点んから深掘りしていきます。

AISASで考えた時に、SNSを使わない場合の集客方法

AISASで考えると、まず購買するまでに3つのステップを経由しています。

一番最初が認知・注意となる「知る」というところです。

昔の広報でもあり、今でもマスに届けるという意味でテレビCMは関心がなくても「知る」というところを経由してもらう1つの方法となります。

チラシのポスティングなども最初のステップの部分となります。(地域向けだとテレビCMはコストがあわなさすぎて、現実的にはSNSを使わない場合は紙媒体や看板で届けるがメインとなります。)

続いて関心のInterest。これは見て「もっと知りたい!」と思えるステップとなり、その後のSearchにもつながっていく部分となります。

どれだけAttentionがあったとしても、その先に関心を作り出さなければ先には進むことはできません。

よく中小企業における採用広報で、「Webサイトがない中小企業は存在しないのと同じ」と言われるのはAISASでみたときのSearchがすっぽり抜けてしまいます。その結果、Actionへの行動に本当に繋がりいにくいというのが現状です。

SNSを使わない場合、まずAttentionの量が圧倒的に少なくなり知ってもらう量が減ります。関心を高めるのにもSearch部分もつながらないというところで、どうにかこうにか地元向けに看板や印刷物、Webサイトを駆使していくというものになります。

ですが、現実的に情報を知る方法としてSNSが主軸になっている今。この最初のステップをしないということはある意味ビジネスチャンスを放棄するに近いです。

最初のAを取りにいける中小企業がSNSをやるべき理由

ここまでで、最初のステップを取りにいくことができる。

そのためにAttentionをとるためにSNSをする必要性がよりあるということがイメージができたと思います。

ちなみにSNSを行う、それが回りだすとAISASで考えた時の効果を見てみましょう。

例はInstagramを活用した場合です。
Attention→発見タブ、SNS広告活用により見込みユーザーに見つけてもらえる
Interest→プロフィールの閲覧からハイライト、フォロー獲得に繋がる
Search→備考欄のURLからWebサイト、他SNSへとリンクする
Action→購入・問い合わせに繋げる
Share→友人に進める場合のアカウントシェアへとつなげていき、Interestからのサイクルを作ることができる。

当社が運用している地域に特化したInstagramアカウントがあるのですが、イベントや店舗紹介もこのサイクルがうまいこと回っており、地域における来店率や参加率をあげることができております。

結果的に、アカウントを見て地域情報を仕入れることに繋がり、AISASの流れを作っていけるというものになります。

SNSを始めるということは、最初のAttentionを作ることだけではなく、それぞれのプロセスの効果を高めるところにもしっかりと繋がります。

集客できない、採用ができないと悩まれている方は、このAISASに基づいた時にそもそも必要なAttentionの量をどれだけ行えているのか、それが行えていない場合は、SNSを活用し必要なターゲットに対して提供していくというのをぜひやっていきましょう。

滋賀県で中小企業専門の広報支援を行なっている会社「しがとせかい」。

今回は中小企業にとってのAISASとSNSをからめた重要性をお伝えしました。

ただ中小企業でSNSをはじめたいと思っても、この辺りを考えながら行うには社内人材もいないし社長一人だけでは考えていけないということも多くあると思います。

当社では、中小企業専門で滋賀県に特化してSNS運用支援を行なっている会社となります。

業種もさまざまなものを対応しており、動画、SNS、Web、紙、イベントを通した広報を日々実践しております。

何か聞いてみたい!広報を強化してみたい!という方は、ぜひご相談ください。