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自社のホームページは効果がない!と言う前に知って欲しいユーザーの目線

2012年9月21日 カテゴリー:ホームページ運営の秘訣

本題に入る前に、まずは例え話からお付き合い下さい。
最低限必要な制作内容

田中さん(仮)が乗っている車の車検期限が近づき、車検工場のホームページから候補を選ぶことになりました。

候補となった車検工場は3つ。

A社は、自分の乗っている車の車検金額が掲載されていますが、車検の流れや代車についての情報が細かく書かれていません。

B社は、細かに情報が書かれており、車検の流れや代車情報がよくある質問としてまとめられています。ただしホームページは製作後更新されていないようです。

C社は、B社と同じぐらい情報が書かれており、値段も安いです。情報も新しく、キャンペーン等も行なっているようです。

さて田中さんは3社の中からどの会社に問い合わせをすることになるでしょうか。

ホームページで商品やサービスを選ぶ時に、その候補として幾つかのホームページから検討するのが当たり前の時代になりました。

どの業種でもホームページを持つことが当たり前になった為、ユーザーは最初に見たホームページが一番良いとは思いません。
まずは検討することからはじめるようになったのです

ではその候補の中から、実際依頼をもらえるようになるにはどうすればいいのでしょうか。

例え話で登場したA社、B社、C社をイメージして話を進めていきます。

「放置・忘れられた・効果が一生出ない」A社

今回の場合、まず不利になるのは情報が乏しいA社になります。

ホームページだけで業者を選ぶ場合、情報が少ないホームページや自分の欲しい情報がないホームページはどうしても選ばれる可能性は低いです。

ユーザーは全てに候補に電話を掛けるほど親切ではありません。

必要な情報が書いてあるホームページに信頼を傾け、逆に見たい情報がないホームページはすぐに閉じられてしまいます。

A社はどうすれば効果が出るようになるでしょうか。

A社のホームページをイメージすると、それは「誰からも忘れられたホームページ」ということがイメージ出来ます。

会社案内程度で制作が進められたホームページは、公開後も担当者がおらず放置されたままとなります。

A社の従業員にすれば、お客様に自社の住所や連絡先を伝える程度の利用価値しかないホームページです。

この場合、ホームページで効果を出すなら、まずリニューアルです。

田中さんが見つけられたということは、一応アクセスはあるようなので、アクセス解析を設置して分析してからリニューアルします。

今のホームページの内容を更新するのではなく、リニューアルすることでデザインも一新されます。
以前見た方にも分かりやすくホームページが良くなったことを伝えることができます。

そして担当者、もしくは運営まで任せることが出来る制作会社を選び「放置」しないことが大切です。

B社の悪い所「制作時の情熱が続かない」

B社はC社と同じように情報が記載されているにも欠かわず、「更新」されていないばかりに情報の信頼度が薄くなります。

ホームページの場合、誰かが更新しない限り情報は一生変わりません。

制作時には情熱を持って作られたホームページも、月日が経てば古い情報しか掲載されていないものとなってしまいます。

今の情報やアクセスデータを踏まえてリニューアルすることでA社よりも楽にリニューアル後の効果をあげることできるでしょう。

公開後は再び更新が途絶えないように、戦略的に運営を手伝ってもらえる制作会社を選ぶことも重要です。

ホームページで利益が出ることを知っているC社

おそらく田中さんはC社を選ぶことになるでしょう。

3つの会社から問い合わせを行った場合、ホームページの内容がしっかりしているC社が一番連絡・対応が早いイメージがあるからです。

またホームページを日々更新しているということは、定期的にホームページに関わっている担当者がいるということです。

ホームページから問い合わせがあるとわかれば、定期的にメールチェックなどは欠かせません。

対応が早ければ早いほど、候補から最終的な取引相手として選ばれる可能性は高くなります。

売上が上がることが分かれば、C社は更にホームページへ力を更にいれてきます。

そうすることでホームページでの差がA社・B社とC社で広がっていきます。

A社、B社、C社どれもが同じ技術・同じ価格帯で出来たとしても、ホームページの出来でA社・B社は選ばれず、売上に差が生まれてしまうのです。

当社の場合ですが、これまでホームページリニューアルを行なってきた会社の大半はB社のパターンが多いです。

A社のパターンの場合、ホームページで効果が出てこなかった可能性があるため「ホームページは効果ない」と思ってしまいがちです。
その為、ホームページで効果が生まれることがイメージ出来ず、ホームページを作り替えるというところまでたどり着くことが難しいです。

しかしB社の場合は、制作当初は効果があった可能性が高く、ホームページは利用価値があるという認識があります。

なぜ今、効果が少ないのかと考えた時に、ホームページの内容が更新されていないからだと気づきます。

事実、当社でホームページをリニューアルして効果が出なかったことはありません。

アクセス数にしろ、問い合わせ率にしろ必ず上昇してきました。

もし自社のホームページで効果がないと思われた方がいるなら、まずはユーザー目線になったときに他社と何が違うのかを比べてみて下さい。

ホームページは「放置」されている率はものすごく高いです。

ホームページで利益を出している会社のものと自社のホームページを比べれば比べるほど、その作りこみの差に気づくはずです。

まずは自社のホームページを怖がらずに開いてみましょう。
そこからホームページ運営は、スタートします。