今回はまず例え話からお付き合い下さい。
田中さんが今乗っている車が車検を受ける必要になり、車検工場のホームページから候補を選ぶことになりました。
候補となった車検工場は3つ。
A社は、自分の乗っている車の車検金額が掲載されていますが、車検の流れや代車についての情報が細かく書かれていません。ただしこの工場が一番自宅から近いです。
B社は、より細かに情報が書かれており、車検の流れや代車情報がよくある質問としてまとめられています。ただしホームページは製作後更新されていないようです。
C社は、B社と同じぐらい情報が書かれており、値段も安いです。情報も新しく、キャンペーン等も行なっているようです。ただしこちらは自宅から離れた隣の県の車検工場です。
それぞれに特徴があるため、田中さんはどれにするか迷ってしまいました。
あなたが田中さんなら、どの会社を選ぶでしょうか。
ホームページで商品やサービスを選ぶ時に、その候補として幾つかのホームページから検討するのが当たり前の時代になりました。
どの業種でもホームページを持つことが当たり前になった為、最初で見たホームページで決めるということはまずありえません。
候補を幾つか選び出して、その中から一番良さそうなのを選ぶことがほとんどです。
では、その候補の中から一番に選ばれるようになるにはどうすればいいのでしょうか。
先ほどの話に戻して。
今回の場合、まず不利になるのは情報が乏しいA社になってきます。
ホームページだけで業者を選ぶ場合、情報が少ないホームページや自分の欲しい情報がないホームページはどうしても選ばれる可能性が少なくなります。
ユーザーはわざわざ全てに電話を掛けてくれるほど親切ではありません。
必要な情報が書いてあるホームページに信頼を傾けるものです。
A社のホームページから比べるとB社とC社は必要な情報があります。
ただB社は更新されている様子がない為、情報に説得力が欠けてしまう恐れがあります。
田中さんが欲しい情報はどんな情報でしょうか。
田中さんは自分の乗っている車の車検情報が欲しいのです。
ですが車検情報は幾つものホームページに掲載されています。
そこで車検情報以外に田中さんが欲しくなる情報があります。
それが「車検時の悩み」と「どこまでしてもらえるか」です。
車検時の悩みとは、代車についてや支払方法、検査機関などの情報です。
どこまでしてもらえるかは、車検をすることにより単純な検査のみなのか、同額で他社とは違うサービスがあるのかです。
車検情報を掲載するだけでなく、「選びたくなる情報」を載せているのかは選択時の第一候補となるポイントです。
その情報を分析して考えて導き出すのが当社の一つの仕事です。
何を提案するのか
当社へ相談・依頼をされる方は、良いデザインのホームページが出来ること。そしてホームページで効果が生まれることを求めています。
制作会社に求められるのは一定レベル以上のデザインでもありますが、当社はデザイン+必要な情報・他社とは違うアイデアを提案していきます。
デザインが古臭くても、コンテンツが悪くてもどちらかが欠けていても、問い合わせを得られるホームページにはなりません。
ホームページ制作の依頼者は、総じて同業者の内容と同じようなものを作ることを好みますが、それではホームページの内容はただのコピー品で終わってしまいます。
「オリジナル」の内容はない場合、ユーザーが選ぶ理由はそこにはありません。
大切なのはホームページがキレイに出来上がることではありません。
ホームページで「効果」が得られ続けることなのです。
そしてその為にも当社なりの経験を含めた提案をおこなうことが必要だと考えています。