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業界の常識なんて、お客様は分かりません。

2012年10月18日 カテゴリー:ホームページ運営の秘訣

業界の常識なんて、お客様は分かりません。
どんな業種でも、情報の土台となる常識が存在します。

その常識を知らないと、取引時に良い業者選びが出来なかったり、後々失敗する要因になります。

これが業界内での取引相手ならば、お互いが基本的な情報や常識を知っているので、打ち合わせもスムーズにいきます。

ですが企業と一般消費者との関係になると、一般消費者は業界の常識を知っていなくて当然になります。

専門用語を使われても、消費者はわからないでしょうし、打ち合わせもスムーズにいきません。

当社であれば、依頼主の最初の打ち合わせでユーザビリティがどうたら、CMSを使えばどうたら、と話してもまず伝わりません。

ですが業界の常識や情報は、その業界に立ち入るならば、知っておくべき情報となります。

だからこそ分かりやすくデザインする。

だからこそ分かりやすくデザインする。
分かりにくい情報や専門用語をそのままホームページに掲載しても問題がないケースは、ホームページを見て欲しい対象者が業界内での取引先相手の場合です。

専門用語や常識は会話をスムーズにさせるものですが、知らない場合は会話をする気にさせない最悪の言葉となります。

だからこそ、分かりにくい情報は、分かりやすくデザインすることが必要になります。

一例で上げるならば、当社が制作したキショウ井出鍼灸院。

子供でも受けることができる鍼灸のことを小児はりやすみ灸と言いますが、どうしても「痛い」を連想してしまいがちです。

そのイメージをなくすために、分かりやすく当社でデザイン。
小児はり・すみ灸の説明

ホームページ上部には小児はり・すみ灸の説明をしていますが、ここまでならどこの鍼灸院でも載せている情報です。

このページではそれだけでなく効果のある症状、治療の流れ、道具、そして施術を受けた子供の写真を掲載しています。

このコンテンツはホームページでも人気があるコンテンツで、公開後、子供の鍼灸はりでの来院数を上げることにも成功しました。

常識が伝わるという考えが非常識

制作時に、依頼者から「この情報は載せなくてもいいでしょう」と言われることがあります。

なぜ載せないのかを聞いてみると「それは知っていると思うから」と答えられます。

でもその情報はその業種に関わっていない人にとっては知らない情報であり、また知りたい情報でもあります。

依頼者に説明して、作ってみると案の定ホームページで読まれているコンテンツの上位に入ってきます。

分かりにくい情報を、分かりやすく説明する。

そしてそれは、ホームページで結果を出す一つの要因ともなります。